印刷用紙は種類がたくさん!おすすめの用紙と選び方をご紹介!
これからネット印刷を依頼する人に今回の記事はおすすめです。ネット印刷のサービスを利用するときに避けて通れないのが、印刷用紙の選択です。自分で印刷用紙を選択する必要があるので、ある程度の知識は蓄えておきましょう。どのような目的で印刷を考えているのか明確にすることで、用紙選びも迷わなくなります。
印刷用紙の種類
さまざまな種類があります。用紙を配布した人が求めている用紙を選択しましょう。たとえば、チラシを受け取った人に文字を書き込んでもらいたいときに使用する用紙は、何が適しているのかと考えるようにすると良いでしょう。
コート紙
発色性が良くて価格が一般的なのが魅力的です。ポスターやパンフレットなどに使用されています。
上質紙
厚みの種類が豊富で、厚みにより使用用途が異なります。ノートやコピー用紙などに使用されています。
マット紙
高級感があり、手の込んだ印刷をしていると思わせる効果があります。イベント案内のポスターやカレンダーなどに使用されています。
アートポスト紙
細かい色を演出できるのが特徴です。フルカラーの写真やポスターなどに使用されています。
クラフト紙
強度が高くて価格が安いのが魅力的です。包装紙や小物入れのバッグなどに使用されています。
マットポスト紙
独特のくすみ感が特徴なので、差別化を図りたい人におすすめです。写真を掲載しない名刺などに使用されています。
ケント紙
厚みと強度が強いのが特徴です。名刺だけではなく、会員証やポイントカードなどにも使用されています。
印刷用紙の重さとサイズの違い
自分でネット印刷を依頼するときに、避けて通れないのが印刷用紙の重さです。どれを選択すればよいのか分からないときは、使用用途に適したものを選択すれば大きく外れることはありません。
原紙が1,000枚のときの重さを表す
用紙の厚さを表しているのが斤量です。数値が低いほど厚みが薄くなります。
斤量が70㎏の場合
コピー用紙や冊子の本文用紙などに使用されています。
斤量が90㎏の場合
一般的なチラシやフライヤーなどで使用されています。
斤量が110㎏の場合
少年誌の表紙やパンフレットなどに使用されています。
斤量が135㎏の場合
週刊誌の表紙やポスターなどに使用されています。
斤量が180㎏の場合
郵便ハガキや名刺などに使用されています。
斤量が220㎏の場合
スタンプカードやページ数の多い冊子の表紙に使用されています。
目的別におすすめの印刷用紙
それぞれの目的に応じたものを選択しましょう。広く一般的に使用されている用紙を選択する人が多くを占めます。ここで差別化を図りたい人や、自分のイメージを相手に定着させたい人は、一部の人が使用している用紙を選択することで、自分らしさを発揮できるでしょう。
チラシおよびフライヤー印刷
コートは最も使用されています。使用用途の幅が広いのが特徴です。マットコートは、質感と高級感が魅力です。上質紙は、書き込みが可能です。アートポストは、少し厚みが欲しいときに選ばれています。
カードおよびハガキ印刷
アートポストは、光沢感があるので写真などを綺麗に見せることが可能です。マットカードは、ポイントカードで使用するのに適しています。ケントは、再生紙を使用していて発色の良さが特徴的です。ミラーコートは、ショップカードやカタログの表紙に使用されています。
折パンフレット印刷
コートやマットコートなどがあります。商品やサービスのイメージと合わせるように用紙を選択すると良いでしょう。
中綴じ冊子および無線綴じ冊子印刷
表紙用や本文用としてコートやマットコートなどがあります。
ポスター印刷
オフセット印刷として、コートやマットコートなどがあります。駅構内や商業施設内に掲示することを目的とした屋内向けインクジェット印刷として、光沢紙フォト紙や上質紙などがあります。屋外の掲示板や外壁に掲示することを目的とした屋外向けインクジェット印刷として、光沢紙や合成紙などがあります。特殊紙ポスター印刷として、透明PETやバックライトフィルムなどがあります。
名刺印刷
オフセット印刷用として、高級上質紙やホワイト紙などがあります。デジタル印刷用として、古紙配合ホワイトや普通紙クリームなどがあります。
封筒印刷
クラフトやケントなどが適しています。
シール印刷
ロゴや訂正シールとして使用する場合は、訂正アートシールや訂正上質シールなどが適しています。シートシールとして使用する場合は、白色シールや上質シールなどが適しています。貼った後に剥がせるシールとして適しているのは、上質紙シールやアートシールなどです。
横断幕および懸垂幕
布地のものを選択します。ポンジやトロピカルなどが適しています。
まとめ
さまざまな種類がありますが、用途や目的に応じて適した用紙があるので、そこまで身構える必要はありません。また、ネット印刷で用紙を選択するときにおすすめの用紙が紹介されるので、初めのうちはそれに従っても問題ないでしょう。そして、実際の見た目や肌触りなどを確認したい場合は、無料サンプルを取り寄せることで確認できます。自分に合った用紙を選択してビジネスチャンスを手に入れましょう。
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