リーフレットとパンフレットの違いとは?作り方も解説!
ショッピングモールやアミューズメントパークの案内図、商品説明が掲載されている印刷物は「リーフレット」「パンフレット」のように呼ばれますが、両者の違いを理解して使い分けている人は少ないでしょう。今回はリーフレットとパンフレットの違い、リーフレットの具体的な作成方法について詳しく解説します。
リーフレットとパンフレットの違い
「リーフレット」「パンフレット」という言葉をとくに意識せずに使っている人も多いですが、両者には明確な違いがあります。ここでは、リーフレットとパンフレットの具体的な違いについて詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
リーフレットは1枚の用紙から作られた印刷物
リーフレットとは、宣伝用の印刷物の中でも、1枚の用紙を折りたたんで作ったタイプのものです。ショッピングモールなどの施設案内、動物園のマップ、商品やサービスの宣伝などで使用されることが多いです。リーフレットは1枚の用紙からできているため、冊子とは異なり、ページ数を増やして多くの情報を盛り込むといった使い方はできませんが、要点を絞って分かりやすく情報をまとめられるため、読み手が負担を感じずに読めるというメリットがあります。
リーフレットとパンフレットの具体的な違いは用紙の枚数
リーフレットとパンフレットの違いは用紙の枚数です。リーフレットは1枚の用紙を折りたたんで作られているのに対し、パンフレットは複数枚の用紙を中とじして冊子状にする作り方です。また、用紙の枚数が違うと掲載できる情報の量も異なるため、パンフレットはより詳しい情報を豊富に載せることが可能となります。
効果的なリーフレットの作り方
リーフレットを作る際は、リーフレットに目を通すのはどのような人か、掲載すべき情報は何かを充分に考えて作成する必要があります。作成の工程は難しくありませんが、読み手に寄り添った内容・デザインを心がけましょう。ここでは、リーフレットの具体的な作成工程を5つのステップに分けて詳しく解説します。
ステップ1:リーフレットを作成する目的を明確にする
まずはリーフレットを作成する目的を明確にしましょう。たとえば、ショッピングモールや動物園の施設案内であれば「マップを見ながら施設を楽しんでほしい」という目的が考えられます。また、防災関連の情報を載せるリーフレットであれば「災害時のスムーズな避難・対応を促す」「防災グッズの見直しを促す」などの目的が挙げられます。目的を明確にすることで、その後の内容やデザイン決定をスムーズに進めることが可能です。
ステップ2:リーフレットを読むターゲットを具体的に想像する
次に、リーフレットを読むターゲットを具体的に想像しましょう。たとえば、動物園のマップであれば家族連れや小さな子ども、イルミネーションを実施している施設であればカップルや夫婦などが考えられます。ターゲット像は具体的であるほどリーフレット作成に役立つため、年齢や性別などを細かく設定するのがおすすめです。
ステップ3:リーフレットの内容やデザインを決める
リーフレットの作成目的とターゲットが決まったら、いよいよリーフレットの中身やデザインに取りかかります。たとえば施設案内であれば、文字だけでなくマップを付けることでぐっと分かりやすくなります。また、子ども向けであれば文字をひらがなにしてイラストを挿入する、カップル向けであればハートモチーフのかわいらしいデザインにするなど、ターゲットに合わせて中身のデザインを検討することも重要です。
ステップ4:リーフレットのサイズを考える
一口にリーフレットといっても、二つ折り・巻三つ折り・外三つ折り・観音開き折り・巻四つ折り・巻々四つ折り・クロス折りなどのさまざまな種類があります。掲載したい情報に合わせてサイズや折り方を選択しましょう。
ステップ5:リーフレットを印刷する
最後は実際にリーフレットを印刷して完成となります。印刷は自身で行うことも、業者に依頼することも可能です。
印刷はネット印刷でお任せすると便利!
リーフレット作成を業者に依頼する場合、デザインなどを含み1から作成を依頼すると、印刷料のほかにデザイン料などが必要となります。しかし、あらかじめデザインや内容を決めていれば、印刷料のみで大量印刷を依頼することが可能です。印刷は自身でもできますが、100枚以上のリーフレットを印刷するのであれば印刷業者に依頼するのがおすすめです。
ネット印刷であればインターネット上から申し込みが完了し、リーフレットが折られた状態での納品も可能となります。急ぎの場合はスピード印刷に対応している業者も多いため、気になる業者があれば注文ページをチェックしてみましょう。
まとめ
今回は、リーフレットとパンフレットの具体的な違いに加え、リーフレット作成の流れや印刷方法について詳しく解説しました。リーフレットとは1枚の用紙から作られた印刷物を指し、ショッピングモールなどの施設案内マップとして使用されることが多いです。対して、パンフレットは複数枚の用紙を中綴じした冊子状の印刷物を指します。
リーフレットは作成の目的やターゲットを具体的に決めることで、自身でも簡単に作成することが可能です。印刷部数が多い場合や印刷を急ぐ場合には、ネット印刷業者を利用するのがおすすめとなります。インターネットページから簡単に申し込みできるため、店舗を訪れる手間もありません。リーフレット作成を検討している人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
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