急ぎのネット印刷の依頼で気になる印刷会社の営業時間
印刷を外注することは少なくありませんが、通常なら質やコスパで決めることが基本でしょう。しかし、緊急に印刷したいときに優先されるのは納品のスピードです。詳細をやり取りするためにも、コンタクトが取れる営業時間の融通もポイントです。ネット印刷はその利便性から人気ですが、急ぎのときにも安心して活用できるのでしょうか。
原稿を送るだけなら受け付けは24時間対応が多い
ネット印刷のメリットは、依頼がいつでも好きな場所からできることです。実店舗のように、店が開いている時だけに持ち込みができるという制限はありません。ネットを介して原稿を送る、注文内容のデータも送るのは24時間自由です。急ぎのときにも自分達が原稿さえ用意できれば、オーダー自体はどのタイミングでもネット印刷業者に届けることが可能です。
つまり印刷会社の営業時間は関係なく、受付だけはしてもらえます。この点だけでもスピードは実店舗よりも早いですし、大幅な時間短縮と利便性は高くなります。ただ、原稿が自分達では細かく作れない場合や初めての依頼のときなどはこれでは困ってしまいます。プロである業者と直接話したい、注意点や確認をしたいことがあるときには、実際に話せる状況を確認することも大切です。
また、本当に急いでいてオーダーから翌日まで待てないこともあるでしょう。そんなときには申込だけの営業時間ではなく、本当に稼働している営業時間が気になります。昼間しかやっていない、対応が平日のみなどであれば、依頼はできても仕上がりに時間がかかってしまうことも考えられます。これではネット印刷の通販の強みを生かせません。
そこで、事前に実際の稼働している営業時間を調べ、比較して選ぶことも1つのポイントになります。スピードが優先される状況に強い印刷会社も数多く存在しています。
受付から作成まで体制もさまざまなネット印刷
受付だけならネットを介してなので、24時間いつでもという印刷会社が少なくありません。しかし、通販で実際に作成して準備を進めたい場合は、仕上がりまでの時間を急いでいるというケースも少なくありません。その場合は、受付だけを24時間対応にしてもらっても困るでしょう。そこで比較して選びたいのが、実際の作業も含めた営業時間です。
構成から印刷までトータルで動いてくれなくては、いくら受付が夜できたとしても、仕上がりまでにはタイムラグが発生してしまいます。しかし嬉しいことに、作業まで含めて遅くまで営業しているお店や、長時間の営業をしているお店もあります。たとえば、夜は24時まで対応するとか、深夜帯だけ休みで朝から夜まで対応してくれるという業者も少なくありません。
さらに最近では、24時間営業も出てきていますし、土日祝日も営業時間を変えないところも増えています。これなら急なピンチでも、スムーズに質も高く仕上げることができます。通販ですから、仕上がった印刷物は取りに行くか宅配してもらう必要があります。この点でも営業時間が長い方が手配しやすくて、実際に手元に届くまでの時間も短縮できます。
柔軟な営業時間にしている印刷会社も増えていますから、できるだけよく比較する手間をかけましょう。その手間もカバーできる対応をしてくれるネット印刷業者が見つかるでしょう。営業時間によって大きな差が出る納品日ですから、後悔しないように選ぶことが大切です。
営業時間以外にチェックしておきたい項目
遅くまでの営業や長時間営業の業者が多くなっています。しかし、ただ営業時間だけを見て判断するよりも、もう一歩踏み込んでチェックしておくと安心です。
店自体は営業時間が柔軟な体制なら、受付と構図を決めるなどのやり取りはスピーディーです。しかし実際に印刷するとなると、印刷設備がない事務所ではそこから先は動けません。印刷工場は外注だったり提携工場だったりすることもあります。これだと途中でストップしてしまい、仕上がりに時間がかかります。工場も動いていないと作業は進みません。
そこでより早く仕上げてもらうためには、受付窓口や事務所だけではなく、工場の体制も重要です。たとえば事務所に設備を持っているなら、すぐに印刷作業に入れます。また、自社工場を持っていれば、営業時間は受付事務所と工場を連動させていることが少なくありませんから、タイムリーに作業にも移ってもらいやすいです。
このように営業時間は、実際の作業をする工場も含めて考えると無駄がありません。そこから配送などの手配もしてもらえば、急ぎのときでもあっという間に完成品が手元に届きます。
依頼するときには全体の流れを確認してから、営業時間のチェックもするようにすれば安心です。受付だけの時間にとらわれずに、手元に届くまでの時間が短いことを確認することは重要です。通販でも、質もスピードも満足できるレベルが高い会社が少なくありません。
至急の印刷では営業時間がカギになります。受付や構図などを決めるやり取りができる時間が長い方が、利便性は高いです。しかし、それ以外にも工場の稼働時間や配送の手配など、実際に動いてくれる時間の融通も忘れてはなりません。最近は24時間営業や夜遅くまで対応する会社も増えています。
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